KONISHIの社会貢献
CSR方針
小西化学は事業活動を通じ、企業の社会的責任を果たし、持続可能な社会の実現に貢献し、同時に会社を永続させるため、CSR活動を実施してまいります。
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1 事業活動において適用される国内外の法令及びその他の要求事項を順守してまいります。
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2 無事故、無災害の継続とリスクマネジメントにより地域社会と社員の安全を確保します。
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3 製品の開発、生産、廃棄にいたるライフサイクルの全てのステージにおいて環境 への負荷に 配慮し、汚染、漏洩、流出の防止に努めるとともに、化学物質の適正管理を行います。
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4 製品安全を進め、品質管理の徹底と管理レベルの向上により、お客様から信頼され、愛される製品を作ります。
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5 省資源・省エネルギー活動を積極的に推進し、CO2の排出削減、地球温暖化の 防止に努めます。
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6 社員の多様性・人権を尊重し、生き生きと働きやすい環境の確保に努めるとともに、業務を通じ自己実現を援助します。また、児童労働や強制労働を排除します。
安全衛生活動
健康経営宣言
小西化学では、2017年8月に“社員の健康管理や健康増進を更に積極的に支援する”小西化学工業株式会社「健康経営宣言」を宣言し、
以後、社員の健康に対して様々な活動に取り組んで参りました。
この活動が評価され2017年以降、7年連続で健康経営優良法人としての認定を頂いております。2021年、2023年は優良な上位500法人に対して付与されるブライト500の認定を頂きました。
小西化学工業株式会社『健康経営』宣言
小西化学工業株式会社は、社員の健康を重要な経営資源の一つと位置づけ、社員が健康で個々の能力や個性を発揮することにより、キラリと光る明るく元気な活力溢れる会社にしていきたいと考えます。
よってここに社員の健康管理や健康増進を更に積極的に支援することを通じ、『健康経営』への取り組みを宣言します。
社員の皆さんも、健康がご自身のみならず、ご家族や会社の基盤であることを理解し、自らの健康を管理し増進に取組むことで、健康経営に参画してください。
2017年8月21日
小西化学工業株式会社
代表取締役社長小西弘矩
健康教室
2018年12月、肩こり・腰痛予防お手軽ストレッチ講座
2019年12月、禁煙セミナーを実施しました。
講師によるストレッチ指導
禁煙キャンペーン
健康経営活動として禁煙キャンペーンを行っています。
喫煙者が禁煙外来で治療を完了した場合、費用を全額補助しています。
緊急訓練
毎年夏季、冬季の2回、全社で緊急訓練を行っています。避難訓練や負傷した人員を安全な場所まで移動させる救出救護訓練及び、予期せぬ火災に備えた放水訓練などを実施しております。2021年冬季は当社として初めて、社外サービスを活用したBCP訓練を実施しました。 今後も当社の事業継続力の強化に向けた様々な活動を進めていきます。
避難訓練
救出救護訓練
放水訓練
環境保全活動
SDGsの取り組み
2018年の初出式にて、小西社長から”キラリ! KONISHI SDGs宣言”のキックオフが発表されました。
環境委員会を中心に、全社を挙げて積極的にSDGs活動を推進しております。
SDGsとは?
国際社会が取り組むべき社会的課題として、2015年9月に「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連総会で採択されました。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
キラリ! KONISHI SDGs 宣言
SDGs(持続可能な開発目標)と言う国連が推進する壮大な目標に小西化学という小さな会社が本当に貢献できるのか?
自分達の製品や研究開発テーマの背景にある課題とアプリケーションを良く理解すると、17の開発目標の幾つかに我々も既に関わっていることがわかります。
この事に気が付いたとき、化学という技術を通じてお客様のお役に立ちたいと考えてきたことに改めて喜びと誇りを感じることが出来ました。
今まで以上に開発テーマのアプリケーションに関心を持ち、少しでもSDGsに貢献できる製品を創出していきたいと考えます。
小西化学工業株式会社は、社員の健康を重要な経営資源の一つと位置づけ、社員が健康で個々の能力や個性を発揮することにより、キラリと光る明るく元気な活力溢れる会社にしていきたいと考えます。
代表取締役社長
小西弘矩
社員一人一人が仕事や日常を通してSDGsに「どのように貢献出来るか」「どのような貢献をしたいか」を考える契機として、各人の宣言を専用フォームに投稿する活動を実施。
投稿内容を各種工夫しながら展示しています。
本社工場SDGs活動展示
福井工場サステナブルツリー
製品とSDGsのかかわり
小西化学の主力製品・開発製品をご紹介します。以下に示すように、さまざまな用途・分野でSDGsへ貢献しています。
主力製品 | DHDPS(ジヒドロキシジフェニルスルホン)
用途 | 分野 | 関連するSDGs目標 |
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スーパーエンジニアリングプラスチック |
電気電子 航空機 自動車 膜 等
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顕色剤 |
感熱紙記録用紙
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主力製品 | 多官能エポキシ樹脂
用途 | 分野 | 関連するSDGs目標 |
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炭素繊維複合材料(CFRP)向け用途 |
航空機 自動車 スポーツ
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開発製品 |スルホン化スーパーエンプラ
用途 | 分野 | 関連するSDGs目標 |
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機能性分離膜 |
水処理 電池
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開発製品 |PSQ(ポリシルセスキオキサン)
用途 | 分野 | 関連するSDGs目標 |
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LEDハードコート材料 |
半導体 光化学 接着
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SDGsに繋がる同盟への積極的な加入
小西化学ではSDGsに繋がる同盟に積極的に参加しています。2019年度には、女性活躍企業同盟とわかやま結婚・子育て応援企業同盟に加入、2021年度女性活躍推進賞を受賞しました。
高機能素材展“プラスチックジャパン”への参加(SDGs貢献商品の研究開発・宣伝活動)
小西化学ではSDGsに貢献できる新製品を研究開発しています。2019年に続き2021年も、これら新製品を宣伝するべく、国内最大規模の高機能素材展へと参加しました。コロナ禍での出展となりましたが、感染対策をしっかり行い、リモート展示も併用することで安全かつ大変盛況でした。
今回の展示会では、当社が新たに開発したシルセテックの紹介や、レドックスフロー電池用S-PES膜サンプルの展示を行いました。シルセテックはこれまでにない高性能な電子材料への応用が期待され、S-PES膜はエネルギー問題への貢献が期待されます。
環境改善活動
水資源使用量の低減
水資源の有効活用を目指し、各回転機器の軸シール水の再利用など、生産プロセスにおける「水の利用・排出」を全面的に見直し、水の再利用促進を進めました。
この活動により従来比7千トン/年相当の改善効果が得られました。
廃棄パレットのリサイクル
これまで廃棄処分としていた破損パレットについて、「中古パレット」として他ユーザーへの供給(リユース)と、「プラスティックチップ」として再生利用(リサイクル)を促進しています。
資源の有効活用、循環型社会構築への貢献という観点で今後も改善活動を進めていきたいと考えます。
電気自動車充電設備設置
2019年1月、電気自動車用充電設備を設置しました。社用車のトヨタ・プリウスPHVのフル充電での電気走行距離は、20km程度です。車両使用後に都度充電することで、近場への走行は電気のみで対応可能のため、ガソリンが不要となりました。
地域社会とのかかわり
社員のご家族との交流
福井工場では、社員のご家族を工場見学会、レクリエーション行事へ招待し、職場の雰囲気を感じて頂いております。
プラントツアー
BBQ
フライングディスク レク
地域支援活動
和歌山港祭り、三国花火大会、缶サット甲子園和歌山大会等様々なイベントに協賛し地域社会の活動応援に取り組んでいます。
和歌山 港祭り
三国花火大会
缶サット甲子園和歌山大会
環境パトロールと事業所周辺清掃
地域貢献活動の一環として、毎朝事業所周辺(本社工場)の清掃を行っています。 また、事業所(本社工場)周辺の臭気や騒音などの異常が無いか、毎日昼夜2回のパトロールを実施しております。
環境パトロール
事業所周辺清掃
教育支援活動(インターンシップ)
小西化学のインタ-ンシップでは、全国から多数の応募をいただき、研究部若手部員の指導の下、ラボ実験、分析、データ整理、レポート作成など、1週間程度で実際の研究開発業務を体験していただきます。
実験の様子
若手社員からの説明
参加者の感想
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一番驚いたのは安全意識の高さです。新規実験前は事前KY(危険予知)を徹底的に行いました。改めて安全管理について考えさせられました。 (高等専門学校3年)
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仕事のやりがいや、就職活動についての相談の時間を設けてもらい嬉しかったです。 (大学院博士2年)
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社長が直接社員にアドバイスしているのを見て、社長と社員の距離の近さを感じました。 (大学院修士1年)
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品質保証部・製造部にも面談の機会を頂き、就職活動する上で参考になりました。 (大学院修士1年)
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部署間の風通しが良くアットホームな職場だと感じました。 (大学院修士1年)
先輩社員のメッセージ
インターンシップに来て頂いた学生の皆様には、普段の研究生活では経験し難い、実験前の入念な事前KYやR&D,Eの概念、開発営業の心得等、小西化学ならではの経験と勉強をして頂きました。皆様がここで得た経験が、より良い進路選択に繋がれば幸甚に存じます。
インタ―ンシップ受入校(実績)
・鳥取大学・大阪公立大学・豊橋技術科学大学・群馬大学・京都工芸繊維大学・徳島大学
・岐阜薬科大学・山口大学・立教大学
・大阪大学・九州大学・神戸大学・岡山大学・和歌山大学
・金沢大学・山形大学・埼玉大学・九州工業大学
・和歌山工業高等専門学校・阿南工業高等専門学校