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まだまだ女性は少数派 だからこそ、 変わっていける だからこそ、変わっていける

女性社員

crossTalk 02

12/125。これは、全社員に占める女性社員の人数です。圧倒的少数派ですが、特別扱いも区別も一切なし!平等に扱ってくれるから、働きにくいということはないけれど、やっぱり仲間が増えてくれたらうれしいな。そんなことを思いながら道を切り拓こうと奮闘する、3名の先輩が集まりました。
memBer
  • 2013年入社 / 総務部
    山本 亜津実 Yamamoto Azumi
  • 2011年入社 / 営業部 営業グループ グループマネージャー
    林 真千子 Hayashi Machiko
  • 2011年入社 / 研究部 研究グループ グループマネージャー 営業部 開発営業グループ グループマネージャー 営業部 開発営業グループ グループマネージャー
    坂田 和歌子 Sakata Wakako
moVie
会社初!Vol.1 2021年10月、 二人の女性管理職が誕生 2021年10月、二人の女性管理職が誕生
山本

坂田さん、林さん、グループマネージャー昇進おめでとうございます!

坂田

ありがとうございます…。

山本

あれ?大喜びかと思ったら、そうでもないんですか?

いえいえ、もちろんうれしいですよ。

山本

お二人とも、【小西化学工業始まって以来の女性初の管理職】。2021年10月に昇進されました。

バリバリ文系の私が化学メーカーに採用され、カタカナばかりの専門用語の世界に飛び込み、なんとかやってきました。期待を受けて、ますますがんばろうと思っていますが、プレッシャーもあるんですよね。

坂田

私も認めていただけたのはとてもありがたくて、でも「グループマネージャーとしてやっていける?」という不安があります。研究部は18名でトップが取締役、次が部長、そして私。責任は大きいと思っています。

山本

そういえば、研究部の女性社員は坂田さんだけ。入社のときに迷いはありませんでしたか?

坂田

それはなかったかな。もともと女性が少ない理系で過ごしてきたし、入社当初は研究部に女性の先輩が一人おられたんですよ。その後、福井に転勤されて、本社では私一人になったという状況です。

山本

会社全体を見ても、125人中女性は12人と少数派。だからといって特別扱いを受けることもなく、みんな区別なく接してくれていますよね。

坂田

そうそう。チヤホヤされることはまったくありません(笑)。それが楽。

私たちは「女性だから」という意識もなくふつうに仕事をしているけれど、むしろ男性側というか、会社側が分け隔てなく対応しようと努力してくれているんだと思います。

坂田

一人ひとりの考え方はわかりませんが、仕事をしていて男女の差を感じることもありません。だから、私たちも自然に振る舞えるんでしょうね。

会社初!Vol.2 産休・育休取得と 復帰後の活躍 産休・育休取得と復帰後の活躍
山本

そうなんですよ。2回取得したのも私が第一号にして今のところ唯一。

坂田

初めて産育休を取得するのは、かなり勇気が必要だったのでは?

山本

過去に取得された先輩がいませんからね。でも、受け入れてくれる雰囲気があったんですよ。「いいよー」という感じ(笑)。だから壁を突破するというほどの悲壮な感じはなく、すんなり申請できました。

以前から「子どもを育てながら働きたい」と考えていたの?

山本

それが全然。出産するまでは「仕事より家庭が一番」と思っていました。

復帰して心境の変化が?

山本

はい。時短勤務を利用しながら仕事を続けているうちに、「母でありつつ、一人の人間として社会と関わりたい」と思うように。

坂田

そして2020年に2度目の産育休。このときは4~5ヶ月くらいで短めでしたよね。

山本

1年という選択肢もありましたが、育休に入る前にやり残した仕事もあり、気になってたんです。どうするか考えた結果、早めの復帰を選びました。

小西化学は前例がなくても、それぞれの思いを受け止めて、一番いい方法を考えてくれる会社。私は派遣社員からスタ-トしました。

坂田

林さんと私は入社年度が同じ。転職と新卒で経歴はちがいますけど、同期ですね!そもそも、小西化学で働きたいと思ったのはなぜですか?

正社員募集が少なかったんです。そこでまずは派遣で探し、当社に出会いました。働くことは好きだし、できれば正社員になりたいと思っていたんですよ。

山本

3年後に思いを叶えられたわけですが、正社員になれるならどこでもいいということではなかったと思います。なぜ小西化学で仕事を続け、キャリアアップも実現できたのでしょう。

そうですねえ。私自身のキャラクターがあるかも。先ほども言いましたけど、化学の知識はまったくない。それなら自分にできることを率先してやろうと思っていたんです。たとえば「わからない」と思ったら、すぐに聞くとか。

坂田

研究職は、煮詰まると黙ってしまうことが多い。私もそのパターンです(笑)。そこで林さんが別の切り口で「こうしてみたら?」と言ってくださることが突破口になり、パッと視界が開けることがあります。

私は「なんで?言ってみたらええやん」と言ってしまう(笑)。興味があるからでもありますが、それが自分の役割であるとも思って心がけています。

未来の開発品を生み出す それはあなたかも しれない それはあなたかもしれない
山本

家庭第一と思っていた自分が、なぜ2回の産育休をとり、仕事を続けているのか。改めて考えてみると、やっぱり楽しかったんだと思いです。

坂田

山本さんが入社された年は、福井工場が稼働を始めた年でしたね。

山本

そうです。新しい工場が建って活気づいていたし、社員数も当時70名くらいだったのが今では125名。総務で社長秘書もしているので、新しいことを取り入れていく社長の動きも間近で見られる。会社が成長していくのを目の当たりにするのはワクワクするものです。

坂田

常に新しいことをしているのが小西化学。私自身の環境も変わりました。最初の9年半は研究に専念、10年目で開発営業になり、取引先とのやりとりが中心になりました。その1年後に研究部と開発営業のグループマネージャーを兼任することに。

女性だから、男性だから、と特別に分ける必要はないけれど、坂田さんが研究チームを、私が営業グループのマネジメントをすることで何かが変わっていくのかもしれません。

山本

そうですね。女性として活躍してほしい、と言われてもピンとこないですが、個々の女性社員の顔を思い浮かべると、みんな魅力いっぱい。

坂田

研究用の備品を買ったり、勤務表の書き方がわからないときは、必ず山本さんに聞いています。それは女性だからではなく山本さんだから。きっとみんなもそうだと思う。

山本

ありがとうございます!私もお二人をリスペクトしていますよ。女性が12人しかいないからこそ、お互いのよさを認め合って助け合えるのかもしれませんね。

女性が少なくて働きにくいということはまったくない、ということは私たちが保証します(笑)

坂田

どうすれば小西化学の魅力をわかってもらえるんだろう、女性の研究職が増えるんだろうと考え続けています。女性ならではの視点もあるはず。その視点を取り入れてダイバーシティを実現したい。

研究職に女性が増えると、変化が起きそう。

山本

管理職が二人誕生したことで、女性の意見が通りやすくなったのは確かですよね。

坂田

研究部では、2030年に向けてのアクションプランを作っています。新製品の開発スピードも上げていきますから、入社してすぐ、その仕事を任されるかもしれませんよ。むしろ、やる気のある方には必ず任せます。未来の開発品を一緒につくっていきましょう!