小西化学の仕事
Works
お客様から「既存製品を特別な仕様に向上させてほしい」という依頼を受けた営業。しかし、障壁が多すぎて実現は困難でした。それでもお客様は「我々も協力する。なんとかなりませんか」と何度もお話をくださいました。
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01営業部
お客様のニーズを発掘し、
ものづくりの体制を整える -
02研究部
ニーズに応えて
新製品を開発!
既存製品の改良も -
03技術部
設備技術を用いて研究部の
工業化プロセスを支援 -
04製造部
問題を解決しながら
プラント製造。
納期・品質を厳守! -
05品質保証部
製造中・完成品の
品質チェックと
研究部への助言も
営業部
世代も部門も超えた
プロジェクトチームが始動!
プロジェクトチームが
が始動!
既存製品の製法は小西化学が何年もかけて磨き上げたものであり、
大幅な仕様の向上は簡単ではない。それでも2年越しのお客様の依頼。
難しい案件でもお客様の情熱にお応えするのが小西化学!
製法の改良が難しければ、お客様のニーズを満たす新製品を開発してはどうだろう!営業部の林主導の下、世代も部門も超えたプロジェクトチームを結成。お客様に背中を押される形で、新たな製品開発が始まりました。
reseArch
and
develop
ment 02 reseArch and development
研究部
入社1年目の新人を抜擢
探究心はだれにも負けない!
探究心はだれにも負けない
入社1年目で製法の開発を託されたのは乾。検討の末、目的の品質が得られる処方に辿り着きましたが、量産プラントでの実施は難しいとの判断が技術部より下されました。頭を抱えていたとき、研究部の先輩とのディスカッションの中でふと思いついたのが別のアプローチ。幅広い分野の専門家が集う研究部では日々課題の解決に向けてディスカッションが行われているのです。乾のアイデアが先輩の助言で固められ、「結晶形のコントロール」というユニークな方法で課題の解決に成功。
技術部
技術部の知見が
プロジェクトを成功に導く
研究部の工業化について、化学工学や安全、生産効率などを考慮して支援し、競争力のある優れた生産プロセスの完成に貢献するのが技術部の仕事。今回は、経験豊富な片山が工業化支援員としてプロジェクトチームに参加しました。納期が迫っていたため、パイロット生産は省略。ラボから一気に量産プラントでの製造をすることに。イレギュラーなアプローチのときこそ、ラボと製造の両方に精通した技術部の知見が頼りになります。
manu
facturIng
製造部
トラブルは起こるもの
高度な知見と、
チームワークで乗り越える
研究部が作成したQC工程図をもとに作業標準書を作成し、生産を担うのは製造部。今回の担当は第4プラントです。新製品の初回製造は、どれだけ入念に準備したつもりでも予期せぬトラブルに見舞われるもの。今回も、ラボと現場で挙動が異なり、想定外の事態が発生しました。しかし、第4プラント長の佐野を驚かせるほどではありません。幾度となくトラブルを乗り越えてきた経験を活かし、速やかに対応。プロフェッショナルとして誇りを持って働くプラント員と一丸となり、納期内の生産を完了させたのです。
quality
Assurance 05 quality Assurance
品質保証部
お客様の信頼はここから
品質への厳しい視線
完成した製品をチェックするのは品質保証部。製品が、お客様の要求品質を満たしていることを確認し、それを保証する“試験成績表”を発行します。
更に、何バッチも製造を続ける上で懸念される品質トラブルについて各部と共有し対策案を策定したり、製品の安全データシート(SDS)の作成も行います。当社から旅立つ製品の品質を保証する部署は、小西化学に対するお客様の信頼を生み出す、最後にして最強の砦です。
乾 貴信 Inui Kishin
完成した製品は、世界初。入社1年目にして世の中にないものを生み出すという壮大なプロジェクトに貢献した乾は「これからも新製品に挑戦してみたい。また、既存製品をより低コストで提供できる方法も見出したい」と抱負を語ります。20代が中心の小西化学研究部では若手が切磋琢磨しながら、今日も難問にチャレンジしています。